1日の睡眠時間はどれくらいとっていますか?睡眠時間も大事ですがそれよりも良質な睡眠をとることが健康や美容にいいと言われています。高価な美容液つけていてもいたちごっこです。良質な睡眠をとるためにはどうしたらよいか説明します。
肌のゴールデンルールとは?
よく『肌のゴールデンタイムは夜の10時〜2時』と言うことを耳にしたことが1度はあると思います。
肌は睡眠中に再生します。
そして睡眠中に成長ホルモンが分泌され、肌の代謝を助けます。
だいたい夜10時〜2時の間に成長ホルモンの分泌は活発になるので、
この時間に寝ていないと肌の代謝は妨げられ、肌荒れや老化が進みます。
週末に寝だめをしている人もいると
思いますが、日々の睡眠をしっかりとることが美肌を手に入れる秘訣。残念ながら、寝だめだと1週間分の肌の再生は行われないです。
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肌の再生には最低でも6時間かかる
睡眠不足による肌荒れはスキンケアを念入りにしても効果はあまりでません。
そこに時間をかけるのであれば、早寝を心がけたほうがいいです。
睡眠にはリズムがあり、約90分ごとに浅い眠りと深い眠りを繰り返します。
初めの3時間は眠りが一番深く、その間にターンオーバーも活発になるんです。
肌細胞の修復のためには、最低でも6時間の睡眠が必要。
日本の睡眠時間は平均7時間程度と言われています。なので大体の人は理想の睡眠時間は取れているということですね。
しかしその反面、睡眠に対する悩みを持っている人も多いとも言われています。
私の周りでも寝付きが悪いという友人も少数ですがいます。やはり肌荒れに悩んでいます。
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睡眠と肌のターンオーバー
お肌のターンオーバーは4週間ですが、
40過ぎるとターンオーバーも低下するので、年齢がどんどん重なると睡眠不足による肌への影響は大きいです。夜更かしはお肌のセラミドが失われ、乾燥してあれやすく敏感になってしまったりまたは男性ホルモンを増し、肌がオイリーに傾き、毛穴も開いてしまいます。
ちなみに、厚生労働省が推奨するのは1日7時間眠る人のほうが1番、健康的で長生きらしいです。
肌のハリと睡眠の関係
肌のハリは、表皮、皮下組織、そして筋肉によって保たれています。
良い眠りは真皮と皮下組織の再生を促し、筋肉の適度な緊張を保たせます。肌の再生(皮膚細胞の分裂)には血液中への成長ホルモンの分泌が関係していて
眠りによってコントロールされていることがわかっています。
つまり良質な睡眠をとっていないと成長なホルモンが分泌されず、皮膚の再生が進みにくくなります。
成長ホルモンの分泌能力は10代〜20代半ばにかけてと70代80代にかけて大きく減少しますが、35歳〜70歳までの間はほとんと変化がありません。
このあいだの肌への影響は
眠りの良し悪しが大きな鍵を握っています。
そして肌の保湿の役割は、真皮に存在するコラーゲンが担っていて、コラーゲンの合成を促進するのも成長ホルモンです。
肌の色は真皮と皮下組織にある細い動脈と毛細血管が決定づけます。
良質な眠りがとれないと交感神経の活動が活発なままになってこれらの血管を収縮させてしまうので、肌の色を青黒く見せてしまいます。
高い化粧品でお肌の足りないものを化粧水や保湿液や美容液などで補うより、睡眠を見直してみてください。
スキンケアよりも睡眠は美肌を作る大事な役割をしているということです。
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手軽に始められる良質な睡眠の3つのコツ
1.寝る前の水分補給はノンカフェインの
ハーブティーを飲む
不眠に良いとされているカモミールがオススメ。
2.寝る前にストレッッチをする。
少し運動をすると少し体温を上がり、
体温が下がりだした頃に眠くなります。
ストレッチをする時は呼吸はゆっくりと
するように意識しましょう。
3.アロマオイルを焚く
自律神経を整えると深い眠りが期待で
きますので香りによって眠りを促します。
ラベンダーがオススメ。
手軽にティッシュやハンカチなどに
1〜2滴ほどたらして枕の脇あたり
に置いておくのもOK。
睡眠と香りの関係
香りは他の五感(視覚、味覚、触覚、聴覚)とは異なり脳の視床下部へ直接働きかける嗅覚の刺激である「香り」を、代替え医療の一つとして採用することもあります。
香りによって視床下部へ働きかけ、交感神経優位の状態(レム睡眠)、副交感神経優位の状態(ノンレム睡眠時)を整えてくれてさらに良い睡眠をもたらしてくれます。
安眠と香り
安眠に良いとされている香りで代表的なのはご存知の方も多いと思いますが「ラベンダー」です。他に「シダーウッド」もいいですね。
この2つの香りは古くから鎮静効果があると言われている香りです。
ラベンダーについて