紫外線はシミ・シワ・たるみをまねく怖い存在!!
UVとは「ウルトラ バイオレット レイ(英語:Ultraviolet rays)」 の略で日本語で「紫外線」のこと。
なんとなく「紫外線は美肌の敵」とわかっていても若い頃は夏になるとこんがり日焼けしていた経験はないですか?
若い頃の私は紫外線の怖さをまだよく理解していなかったので夏になれば海やプールでこんがり焼いていました。「若いから大丈夫。」なんて思っていました。
しかし、紫外線を浴びるということは老化を早める!ということ。
できればタイムスリップして若い頃からしっかりと紫外線対策をしたいです^^;
気をつけていればもっと美肌に近づいていたはず・・・
紫外線を浴びた肌はメラニン色素(肌を守るため)を作り出しますが、それがうまく排泄されないと、シミの原因になります。
また、紫外線は真皮にまで到達して、肌の弾力を保っているコラーゲンを傷つけることも!
それがシワやシミ、毛穴のたるみの原因になるのです!!!
毛穴が開き気味の人は要注意!!
紫外線によって毛穴もパッカーンと開いてしまいます。
紫外線のダメージが大きいと肌の※ターンオーバーが早くなります。
5年後、10年後の肌は大きく変わっていきますのでしっかり紫外線対策をしていきましょう。
※ターンオーバーとは?
皮膚の組織の一番上にある組織表皮にて生まれ変わる細胞の事をいいます。
つまり、肌の老化を確実に進行させるのが紫外線だと言うことです。
どんなに良い美容液を使用しても紫外線を浴びてしまったらケアをまめにしていても意味がありません!
紫外線というのは暑さや眩しさがないため、どのくらい肌が紫外線を浴びているのかわかりにくいです。
特に夏以外の季節は日差しが弱いから紫外線をあまり気にしていない人が多いこと。
紫外線は日差しの強さではなく、曇っている日も浴びているんです!
紫外線ダメージは日々蓄積されるので、突然シミが現れることも!
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紫外線にはA波(UV-A)・B波(UA-B)があり、地上まで届きます。どちらも肌老化の原因になるので両方を防ぐことが大事です。
A波UVーAってなに?
雲や霧、窓ガラスを通過して日常の生活にもお肌の影響を及ぼすので生活紫外線ともいわれています。真皮にまで到達するのでダメージで老化が促進してしまいます。
B波UVーBってなに?
表皮のところまで到達しダメージを受けると肌が赤くなっってヒリヒリします。
日焼け止めの効果のある成分は2種類
紫外線を防ぐためには2種類あります。一つ目は紫外線吸収剤2つ目紫外線散乱剤です。どんな成分なのか?そしてどんな役割があるのか説明します。
①紫外線吸収剤
紫外線を吸収する化学物質のこと。
紫外線を吸収すると、肌の上で化学変化を起こし、紫外線の影響をやわらげます。
◼︎代表的成分名
●紫外線A波吸収剤
パルソールA、メギソリルSXなど
●紫外線B波吸収剤
桂皮酸、オキシベンジンなど
②紫外線散乱剤
紫外線を肌の上で反射させる物質のこと。金属を酸化させた粉体や細かい粘土質の粉などが使用されています。
◼︎代表的成分
酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム
カオリン、タルクなど
日焼け止めとして使える化粧下地が白くなるわけは?
日焼け止めとしても使える化粧下地は紫外線散乱剤を使用しているタイプが多いためです。
しかし、白っぽくなるのが嫌だからと言って紫外線吸収剤を毎日使用するのはお肌に負担が大きいためオススメできません。
日焼け止め化粧品選びの3つのポイント
①SPA&PAをチェック
日焼け止め化粧品の表示には、
紫外線B波のカット効果を示す「SPF」、紫外線A波のカット効果を示す「PA」があるので、両方を必ずチェック。
※アウトドアで使うならSPF値やPA値の高いものやウォータープルーフのものがいいですが、肌への負担が大きくなるので注意が必要です。
●紫外線A波をカットする力:PA
A波は、真皮にまで到達し、ダメージを
与えて老化を促進します。
SPFだけで日焼け止め化粧品を
選びがちですが、PAも大事な指標。
「+」でカットの力を表示している。
+はやや効果がある
++は効果がある
+++は非常に効果がある
という意味。
●紫外線B波をカットする力:SPF
B波は、エネルギーが強くサンバーン
(赤くなってヒリヒリする日焼け)を
起こします。
SPFは何も塗っていない状態に比べて、
赤くなってヒリヒリする状態になるまでの
時間を何倍にのばせるかの目安。
例えばSPF15の日焼け止めを
塗っておけば約15倍
(20分×15=5時間)にのばせる
という意味。
ただし、肌に塗る量が少ないと効果は激変し
ます。そして屋外で活動しているときはこまめに塗ることも大事です。
*SPF20とPA++を目安に選ぶと安心。
②紫外線吸収剤フリー
紫外線吸収剤は化学反応によって紫外線を和らげてくれるので刺激になる可能性があります。敏感肌の人は要注意。
化粧品には吸収剤フリーの場合次のように表示されています。
- 紫外線吸収剤不使用
- 紫外線吸収剤フリー
- ノンケミカル
③クリームまたは乳液タイプが良い
ローション、スプレー、ジェルタイプなどは
使用感のよさから、ベタつきや白浮きが
嫌な人に人気ですが、ほとんどのものが
吸収剤のみでできています。
普段使いであれば、ウォータープルーフの
必要はありません。
吸収剤を含まないのケミカルのものは、
クリームや乳液タイプの中に多い。
日焼け止めはいつ塗ればいいの?
普段洗濯物を干したりちょっと外に出るときも日焼け止めを塗りましょう。ではいつ塗るのと効果的かと言うと外出する30分前が良いです。
なぜかと言うと出かける直前に塗る人がいますが、それだと肌にまだ馴染んでいにないため日焼け止めの効果が発揮できません。
外出するときは早めに塗ることをおすすめします。
日焼け止め化粧品は塗る量に注意
日焼け止め化粧品の効果は、
塗る量が少ないと当然下がります。
例えばSPF値20のものを
塗っても、量が少なければSPF10の
効果しか得られないこともあります。
日焼け止め化粧品はたくさん
つけすぎるとベタついてイヤ!
という人もいますが、頬骨あたりは紫外線が当たりやすくシミができやすいので少し多めに塗るようにしてください。
❤︎オススメのUVクリーム↓
日焼け止め化粧品の上にはパウダーファンデーションを重ねる
日焼け止め化粧品の上に塗るファンデーションは、パウダーファンデーションタイプがオススメ!
しっかりと紫外線カットするには、日焼け止め化粧品の上にパウダーファンデーションをしようすることにより確実に紫外線から肌を守ってくれます。
パウダーファンデーションは日焼け止めようとうたっていなくても紫外線散乱剤と同じようなUVカット効果があると言われています。
ある有名な皮膚科医の先生が「パウダーファンデーションをつけたままレーザー治療をすると跳ね返されてしまう、それほどUVカットにも効果がある、ということ」と言っていました。
私が2年以上愛用しているパウダーファンデーションは国産オーガニックで安心で安全なHANAオーガニック プレストパウダーファンデーション。
だから肌の調子が悪い場合はパウダーファンデーションだけでも大丈夫。十分、紫外線対策になります。
リキッドやクリームタイプだと界面活性剤が多く入っているので肌荒れの原因になることも。
※つけているだけでシミ・ソバカスを防いでくれてブラシで肌にのせるから肌にダメージも少なく、使い続ければ毛穴もファンデーションのつまりがないから小さくなります。
油断大敵!こんな場所も気をつけて!
こんなときにシミ・シワ・たるみを作っています!
●部屋の中でも・・・
紫外線A波は、ガラスを通過するので、
屋内や車内、電車の中でも油断は
できません。
●曇っていても・・・
紫外線は雲を通過して地上に届き、肌に
ダメージを与えます。
たとえ曇っていても、紫外線対策は
しっかりとしてくださいね。
●涼しい季節や山でも・・・
まだ涼しい春先から紫外線は
増えていきます。
また山の上や高原などの標高が
高いところでは紫外線は多くなります。
標高の高いところに行くときは
紫外線対策を忘れずに。
●部屋の中でも・・・
紫外線には、地表までまっすぐ届く「直射光」と空気中で
四方八方に広がって地表に届く「散乱光」があります。
日陰にいても散乱光を浴びています。
●長袖で防備しても・・・
洋服の上からでも容赦なく通してしまう紫外線。
UV加工のカーディガンやストールなどを羽織る
と良いです。
暖かくなるとどうしても肌を露出したいところですが、紫外線対策を考えると40歳を過ぎたらできるだけ露出しないことをオススメします。
一番紫外線対策に効果的なのは長時間、直射日光を浴びないことです!
紫外線はいつ頃?何時頃がピークか?夕方は大丈夫?
日本の場合、1年間の中で一番強いのは6月の晴れた日だと言われています。次に5月と7月です。
なのでゴールデンウィークから特に気をつけなければなりません。
紫外線のピークは10:00~14:00です。特に春から秋にかけて晴れているときは、朝8:00くらいから夕方16:00くらいまで日差しが強いです。しかし、それ以降の時間帯も日没(17時以降も)までは油断できません。
ピークの時間帯は特にまめにUVクリームを塗るのはもちろんですが、日没まで屋外で活動していたら塗り直しを怠らない方がいいでしょう。
紫外線対策はインナーケアも大事!
外側からの紫外線対策も大事ですが、内側からのケアも忘れずに!
日焼けによってコラーゲンやビタミンCもたくさん失われています!
しっかりと食事でもビタミンを補給することを意識しましょう。
具体的に言いますとビタミンA、C、E、ポリフェノールなどが有効です。
食事からの摂取が難しい場合は、サプリメントでの補給もいいと思います。
長時間、紫外線を浴びてしまったら・・・
正直、紫外線を浴びてしまってからのケアよりも通年、予防をして置くことが一番シミがにくい肌が作られます。
もし長時間、紫外線に浴びてしまったらハイドロキノン配合のスキンケアがいいでしょう。
紫外線は油断大敵です!
まずは日焼け止め対策が大事です!
ついちょっとならと思って紫外線予防もせずに洗濯物を干してしまったり、ゴミ出しに出てしまったりしがちですよね^^;でも日々の紫外線予防で数年先の肌に影響が出てくるのでしかり気を抜かずに予防をしましょうね。