40代になるお毛穴が目立ってなんとかしたいという人が多いですが、その一方で毛穴ケアをマメにしているのに毛穴が小さくならずに悩んでいる人も多いです。
しかしどんなに毛穴ケアをしていても毛穴がなくなることはないのはわかるかとは思います。
毛穴は無くならないですが、小さくはなります。私は見事に小さくなりました。今ではファンデをしなくても大丈夫なくらいになりましたよ。
毛穴の種類と原因、ケアなどを私自身の経験を踏まえながらご紹介します。
まずは角質・角栓・皮脂の違い、知っていますか?
毛穴には角質・角栓・皮脂が関係しています。勘違いなケアをしない為にも知っておきましょう。
角栓・・・刺激から内部を守る肌表面の細胞
角栓・・・角質・皮脂・産毛などの混合物
皮脂・・・水分蒸発を防ぎ、柔軟性を保つ油分
やってしまいがちな毛穴ケアは?
毛穴を小さくしたいと言う気持ちが常にあった若いころ。
そのせいで角栓に刺激を与えすぎていました^^;
ここから毛穴の負のスパイラルに突入です!
一時は鼻の毛穴パック(剥がすタイプ)も流行っていましたが、確かに剥がしたときシートを除くと毛穴の汚れがとれてスッキリしたような気持ちになったのを覚えています。しかし。実際、毛穴は小さくならず元のまま。それどころかますます大きく開いてしまって失望しました^^;
鏡を見るのも嫌なくらい顔の半分は「毛穴」が見えていたと思います。決して大袈裟でなく。
この時の状態は無理やりはがしたせいで角質も一緒にはがれてしまい、炎症も起こしやすくなっています。そして逆に目立ってしまうという悪循環が生じます。
28日間周期(ターンオーバー)で角質が作られはがれ落ちます。無理やりはがすと不全角化によって未熟な角質が形成されてしまいパッカリと毛穴が開いてしまっている状態になり目立つ毛穴となるわけです。
お肌に絶対やってはいけないことは「はがす」、「いじる」、「こする」です。まちがっても毛穴の皮脂や汚れを無理やり押し出すような行為はやめましょう。
最近よく耳にするのは若い子の中で毛穴ケアとして角栓を無理やりほじくって毛穴が大きく陥没してしまったと聞きます。
当然、これは絶対やってはいけない行為です!
あと、こすることに関しましてはオイルクレンジングでのマッサージはいけません!!
マッサージをするときはホホバオイルで軽〜くマッサージすることをおススメします。
角質は洗顔料で自然に落とすことです。とはいっても過剰に洗顔してはいけません。
洗顔も長時間洗ってると必要な皮脂まで除去してしまうので正しく洗うということが前提です。
毛穴を小さくするポイント
パックをしたり、ピーリングなどをしたりして毛穴の掃除を一生懸命頑張っているのに毛穴が一向に小さくならない原因は主にファンデーション。
毛穴を埋めるために下地をつけてその上にファンデーションをしっかりとつけている場合、毛穴ケアをしていてもいたちごっこです。
私も以前はニキビ肌で毛穴もパッカーンだったのですが、必死にそれを隠そうとし下地とファンデーションをつけていました^^;
午前中ですでに毛穴落ち・・・鏡を見るのと「け・あ・な」が丸見え!!
あぶらとり紙で顔の皮脂をとってその後またしっかりとファンデーションをパタパタと毛穴を隠そうとしていました^^;
もう「あぶらとり紙命」というくらい顔はいつも脂ギッシュだったんですよ。
そして毛穴落ちをするのがイヤだから徐々に厚塗りになっていくんです。
もう隠すのに必死!
経験上から
毛穴を下地などで埋めようとする人は毛穴を小さくするのは難しいです。
見た目は厚塗りで毛穴は余計に凹凸が目立ちそれはそれは老け顔でした^^;
もう気持ちとはうらはらに毛穴は広がる一方。
ファンデーション塗りたぐっていた肌の状態は皮脂が出て崩れた時に毛穴を目立たせていてさらに毛穴から皮脂が出てくるのでファンデーションが浮いて、くすむという悪循環が生じています。
また、そこへ毛穴は完全に塞がれた状態でアクネ菌が繁殖してニキビになってしまうわけです。
※アクネ菌は酸素があれば美肌菌ととても相性の良い菌で肌を綺麗にしてくれる働きもあります。
毛穴が塞がれて酸素がない環境になるからアクネ菌が繁殖してニキビができてしまいます。
出来るだけ毛穴を塞がらないようにすることが大事です!
若い頃のお話に戻りますが、おまけにニキビで炎症がひどくなり、ファンデーションの厚塗りのせいで毛穴が詰まりさらに凸凹が目立ち、右頬の真ん中あたりがクレーターになりました。
表面上のファンデーションや下地クリームなどでしっかりとフタをしているので毛穴の奥まで詰まった皮脂や汚れはとりづらいのです。
毛穴パックはクレイパックを主に使用していましたが一時的に小さくなっても数日後にはまた目立つようになります^^:
※クレイパックは余分な皮脂や汚れだけを落としてくれるとてもいいものです。
あと、毛穴吸引の美容機器を使用していましたがつい、毛穴の汚れを強引に取ろうとして毛穴を広げてしまうような動作をしてしまうので毛穴吸引の美容機器の使用はやめました。
肌の健康や毛穴のことを考えたら下地やファンデーションをベタベタつけたつけるのはオススメできません!
リキッドファンデーションは毛穴に詰まりやすくクレンジングや洗顔では落としにくいと私は感じました。
毎日使用していればどんどん毛穴に詰まり毛穴の中で酸化して汚れとともに汚い黒ずみの残念なお肌になってしまいます。
毛穴を小さくしたかったらパウダーファンデーション!
では、どうすればいいかというと健康な肌、毛穴を小さくすることを望んでいるのであればパウダーファンデーションに切り替えることをオススメします。
パウダーファンデーションは毛穴につまらせる心配がないです。しかも紫外線を跳ね飛ばす作用があるので紫外線予防には最適です。
初めは薄づきなのでとてもほとんど毛穴が隠れず恥ずかしいと思ってやめてしまう人も多いと思います。
今はパウダーファンデーションだけでも十分、カバー力があるものもあります。
自分にあった肌に優しいパウダーファンデーションをさがしてみるのもいいですよ。
私が使用しているパウダーファンデーションはカバー力もあってクレンジング不要、しかも赤ちゃんの肌にも優しいものです。
私の経験上、継続していくうちに毛穴も引き締まるので日に日に気にならなくなります。ただしすぐに毛穴が小さくなる即効性はないです。
根気強く1年以上は続けることが大事です。
パウダーファンデーションは肌にのせる感じで特に鼻の部分は薄めにのせてください。
日に日に透明感もアップしてきてツヤ感のある自然な仕上がりになります。
私が使用しているオンリーミネラルファンデーションは使い続ければどんどん美白効果も得られて紫外線予防(SPF50)もでき、しかも肌にもやさしい。
多機能なのでパウダーファンデーションだけで下地いらず。
石鹸で洗い流せるので洗濯物を外に干すときもさっとつけるだけでめんどくさくありません。
落ちにくいポイントメイクはワセリンで
メイクはワセリンを綿棒につけて優しくしっかりと落とします。
クレンジングこする行為の方が肌を痛める原因にもなりますから。
たるみ毛穴のケア方法
たるみ毛穴は顔をマッサージするよりヘッドマッサージでケアがオススメ。
顔はできるだけ手でマッサージするのはやめた方がいいです。
結構筋肉の流れに沿ってやる人も少なく、それから肌を摩擦で痛めてしまう可能性大です。
美容のカリスマと言われている君島十和子さんも肌を痛めてしまう原因と指摘。顔のマッサージではなく、ヘッドマッサージをしているそうです。
マッサージ後、顔がスッキリしてお化粧のノリもいいです。
毛穴ケアは必要か?
毛穴ケアは多少必要かと思いますが、やはり過剰過ぎるのは良くないですよね。むしろ効果がない場合はやめたほうがいいんです。
毛穴ケアだけをやめるのではなく、スキンケア事態をシンプルにしてお肌に負担をかけないことが一番効果があります。
例えば一掃のこと洗顔もしない、化粧水も乳液も美容液もお化粧もしないとお肌がどのようになっていくか一度経験してみるというのも大事です。
一言で言えば肌断食です。
私は年末年始はお出かけ以外は何もしない状態で過ごしています。顔もぬるま湯で洗う程度。年齢的に何もつけないことは勇気がいることですが本来の肌の力を知ることになってその後どんなケアが必要なのかわかるようになるんですよ。
美意識を高めるためにはスキンケアも必要なときもありますけど。
私は40代過ぎても毛穴やシミをかくしすためのメイクをするのではなく、
”健康な肌とすっぴんでもキレイ”
を目指して欲しいです!
いかがでしたでしょうか?毛穴を小さくするにはパウダーファンデーションにかえることがオススメです。パウダーファンデーションにしてからは毛穴落ちの心配がなくなりました。化粧くずれもなくなったので化粧直しをここ数年していません。もし何をしても効果がなかったら肌断食をしてみて自分の肌の力を確認すると良いでしょう。40代から健康な肌、すっぴんでもキレイな肌を目指ましょう!!