正しい洗顔していますか?ゴシゴシ洗っていると肌のバリア機能を低下させてトラブルの原因になります。
せっかく健康な肌を毎日の洗顔によって肌を痛めてしまってはどんなに肌に合う化粧品を使用していても無駄になってしまします。正しい洗顔方法を知って健やかな肌を目指しましょう。
洗顔の役割
洗顔の役割は皮脂や肌表面に付着したホコリ、雑菌を落とし肌を清潔に保ちます。日本人は特にお肌のお手入れに過剰だと言われています。
私も若いころは脂性肌でニキビが全体的に酷かったので必死で洗顔をしていました。しかし毛穴の汚れは取れないし、ニキビは悪化。
洗顔しすぎた後どんな状態になっているかというと私の場合は脂性肌になりました。
化粧崩れがとてもひどく午前中のうちにお化粧が崩れました・・・^^;
とは言ってもこれは20代の話です。
30代、40代でも洗いすぎると乾燥による脂性肌、敏感肌になりかねませんのでお気をつけください。
洗いすぎ、こすりすぎは肌の潤おいを奪います。肌を清潔にするのも大事ですが、潤いがなくなってしまっては美肌にはたどり着けませんね。
洗顔のデメリット
こすることが肌に一番良くないのです。美肌菌(常在菌)を減少させてしまってトラブルの原因になりかねません。多少メイクが落ちていなくても翌朝の洗顔で落ちるので問題ありません。新陳代謝によっていずれは垢と一緖に落ちますからあまり神経質にならないように。
石鹸はアルカリ性で私たちの肌は弱酸性。
決して落ちてないからといって2度洗顔はしないでください。もしアイメイクなどの洗い残しが気になるのであればワセリンを綿棒につけて優しく落としてください。(専用リムーバーでもよい)肌が水蒸気で潤っている入浴中にやることをおススメします。
洗顔料を選ぶポイント
洗顔料は 洗顔料を選ぶときは乾燥肌から脂性肌までいろいろなので肌質に合わせて選んだほうが良いです。
最近では洗顔料も潤いを与えるしっとりタイプや美白目的のものなど、
肌の汚れを落とす以外の目的がある洗顔料も出てきています。洗顔料は洗い流してしまうものなので、保湿成分や美白成分が配合されていても泡と一緖に流れてしまいます。
弱酸性と謳った洗顔料も見かけますが健常な肌のphは弱酸性ですが、洗い流す水は中性なので、何性のもので洗ってもすすぎ終わったあとは中性になります。なので洗顔料が弱酸性である必要はないわけです。
ではどのようなタイプの洗顔料があるのか調べてみました。
SD
洗顔料の種類と特徴
洗顔料には固形石鹸、リキッドタイプ、クリームタイプ、泡タイプ、パウダータイプ、泡だてないクリームタイプがあります。
では、それぞれの特徴を説明します。
固形石鹸
洗浄力は強いものから弱いものまでさまざま。
リキッドタイプ
一般的に肌に作られている製品が多く、洗浄力は弱めのものが多いがメーカーによって異なる。
クリームタイプ
肌への負担が強いものから弱いものまで多数に渡る。しっとりタイプの多くは油分を多く含み肌に油膜を残す。
泡タイプ
手早く洗顔ができ、便利なものの、泡立ちがよいものには強い界面活性剤が配合されている場合がある。
パウダータイプ
クリームやリキッドタイプと同様に製品によって洗浄力や肌への刺激の強さはバラつきがある。
泡を立てないクリームタイプ
このタイプは、洗浄力がとても弱く汚れが十分に落ちないことも。肌荒れがひどい人以外は泡立つタイプを選んで。
洗顔するならおススメは固形石鹸!
シンプルな固形せっけんなら、余分な油をあまり含まないものが多い。
固形せっけんは皮脂汚れはもちろん、肌に残ったメイクもしっかり落とせます。洗い上がりも油膜を残さないので優秀です。
正しい洗顔のやり方と5つのポイント
洗顔は意外にも正しく洗えていない人が多いです。1日2回は洗いますので,肌に負担や痛めてしまっているかも?!
洗顔は1分以内で終わらせるようにしましょう。日々の洗顔を改めて見直してみてください。
①まず、ぬるま湯で顔を濡らす
手を洗って雑菌を落とし、そのあと、顔をぬるま湯で素洗いしておきます
②洗顔料は良く泡立てて!
洗顔料を適量(クリームやペーストタイプは直径2㎝程度、石けんは手の上で何回か転がす)、ぬらした手の平にとり水を加えながら泡立てます。
この時、空気を含ませるように泡立てるのがポイントです。素早く泡立たせる泡立てネットを使うと簡単に泡のクッションがつくれます。
ただし、常に清潔を保つためにネットの使用後は風通しのよい場所に置いておきましょう。
③泡は皮脂の多いTゾーンからのせる
毛穴の部分は特にキメの細かい泡で洗ってください。皮脂分泌の多い額や鼻にかけてのTゾーン(鼻から)にまず泡をのせますくるくると円を描くように軽く汚れとなじませて。
もし、乾燥がひどいときはTゾーンだけ洗うようにしてください。
④次に、頬などのUゾーンを洗う
頬やあごなどのUゾーンにも泡をのせ、泡を転がすようにして、軽く汚れとなじませます。最後に目元や口元などの繊細な部分にものせて、軽くなじませます。
頬はクルクルと手でやさしく洗いますが口元や目元はほぼのせるだけ。
特に冬は擦ると乾燥しやすいので気を付けましょう。
⑤ぬるま湯で十分にすすいで!
人肌程度のぬるま湯で、ていねいに洗い流していきます。特に、こめかみやフェイスライン、髪の生え際などに泡が残らないように、ちゃんと洗い流しましょう。お風呂で洗うときはシャワーで洗い流すのはやめましょう。すすぎの温度は34から36℃がベストとされています。
シャワーだと熱すぎて必要な皮脂まで洗い流してしまい、乾燥肌に傾いてしまいます。たるみの原因にもなるのでやめましょう。
泡が少ないと肌トラブルの原因に!!
どんなに高価な洗顔料を使っていたとしても泡立て方があまいと洗浄効果が9割もなくなってしまいます。
毛穴に入り込んだ汚れを落とすには密度の高いふわふわの泡が必要です。泡をクッションだと思って直接手が肌に触れないように優しく洗うのが効果的です。
結構、泡で洗うというより手で肌をこすりながらに洗っている人がいます。肌に摩擦を起こして毛穴の汚れも取れずにキメも荒くなりその上、肝斑(シミ)の要因になりかねませんので正しい洗顔を心がけてくださいね。
P.S.
いかがでしたか?みなさん、しっかり洗おうと思って洗顔を1分以上していませんでしたか?
しかし肝に銘じてほしいのは洗顔は一番肌にダメージがあるということ。
お肌に負担をかけてしますので洗顔は、1分以内で済ませましょう。